突然のあごの痛み

ゴールデンウィーク明けに来院されたアラフォー女性の症例をご紹介します。

5月15日に来院され、2日前から左あごが痛くなり、何もしなくても出てくる痛み(自発痛)、口が空かない(開口制限)という症状を訴えておりました。昨日はとにかく痛みをなくしたい一心で鎮痛剤を服用されたそうです。ほかにのどの痛みもありました。

あごについては過去にも同じような症状が出たことがあったのか(既往歴:きおうれき)を確認し、既往歴があった場合はどういう経過で症状がなくなったのかを確認しました。

子供の頃に一度だけ経験があり、その時は自然に治ったということでした。

次にいつもと変わったことはなかったかを確認しました。ゴールデンウィーク中に2日間フェスへ行って左腕を突き上げ、大声を出していたと患者さんとのやり取りでわかりました。

あごの状態を確認します。痛みがあるところなので触れるくらいの感じです。すると明らかに左の咬筋、側頭筋、内外翼突筋が緊張しているのがわかりました。圧痛はあごの関節が強いです。

咬筋、側頭筋、内外翼突筋の圧痛はそれほど強くないので、はりを刺して緊張を和らげていきます。あごの関節は棒灸で柔らかく、緩やかに温めます。

一通り施術したのちに口をパクパクしてもらうと、患者さんの目が見開いてにっこり笑っていました。のどについては大声を出したことによる、のどの炎症、その後、仕事で一日中ほこりっぽい環境での作業が悪化させたのだろうと説明しました。

のどは腎臓の経絡が通っているので、照会穴と列缺穴の子午治療、甲状軟骨、輪状軟骨あたりの反応点、下あご下側の反応点に施術しました。

昨日、来院されました。患者さんからあご、のどの症状がなくなったと報告がありました。

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