相模原市中央区上溝の鍼灸院 はりきゅう中野屋です。
目次
過活動膀胱について
過活動膀胱とは、膀胱に尿が十分に溜まっていないのに、膀胱が自分の意思とは関係なく勝手に収縮するという病気で、急に尿がしたくなって我慢ができず(尿意切迫感)、トイレに何回も行くようになります。
過活動膀胱は日本で800万人以上の男女が罹患する頻度の多い病気です。脳卒中、パーキンソン病などの脳や脊髄の病気のために、膀胱のコントロールが効かなくなる、前立腺肥大症による排尿障害のために膀胱が過敏になる、などの原因で発生しますが、加齢による老化現象として起こったり、原因が不明(明らかな基礎疾患がない)のことも少なくありません。
尿が間に合わずにもれてしまうこともあります(切迫性尿失禁)。1回の排尿量は少なく、何回もトイレに行くようになります。(日本泌尿器科学会HPより引用)
人生100年時代のいま
4回にわたり排尿障害について取り扱いました。人生50年、80年の時代では『年だから』という一言で医師も患者も家族も仕方ないと考えられてきました。
私はある時期に尿漏れを訴える高齢女性を多く対応したことがありました。一朝一夕に効果が出るものではありません。鍼灸治療のほかに骨盤底筋体操を指導しましたが、始めるなら頭も体も柔軟な年齢から始めるべきだ、と強く感じました。
下の話なので恥ずかしさが先立つとは思いますが、症状のある方は解決策があろうかと思いますので、医療機関の受診をお勧めします。
はりきゅう中野屋では来院されている患者さんで必要な方には骨盤底筋体操をお教えしています。
はりきゅう中野屋
相模原市中央区上溝2429-1
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