相模原市で更年期障害の臨床経験が豊富なはりきゅう中野屋です。
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産後から発症しためまい
通院中の患者さんから紹介して頂き来院されました。
めまいのタイプは全体がグルグル回る回転性のめまいです。めまいがつらくご実家で静養して4か月経過していました。違う科目の医師2人の診察を受けていたので、中枢性のめまいを除外して進めました。(もちろん患者さんの訴えや兆候も加味しています)
めまいの際は第二頸椎の周囲が特にコリが強いです。この方も例外ではありません。本治法の後に子午治療で列缺、蠡溝、内関を刺激します。めまい症状のピーク時には何度かバタンと倒れたこともあった、ということもあり初診から7日間の間に3回治療しました。
3回目の来院時には別の症状を訴えていました。第一位の症状が軽減すれば第二位が繰り上がるからです。
左手首痛、左右拇指痛、母乳の出が悪い
赤ちゃんを抱っこする時に左手を下にするパターンであり左手首、橈骨側(拇指側)の背面に症状を感じていました。子午治療で大鐘を刺激しながら左手首をゆっくり動かしてもらいます。すると痛みが軽くなってきました!
同じ側の拇指を曲げ伸ばししてもらいます。次に反対の大鐘を刺激しながら右手の拇指を動かしてもらいます。治療前より症状の軽減を確認して次に移ります。
特に右の母乳の出が悪いという症状です。子午治療で内関を刺激します。前頚部から胸にかけて張りが取れて軽くなったことを実感してもらいました。
3回目では今年初めの出産にもかかわらず生理が始まったので助産師の先生に相談したところ、徐々に母乳は出なくなる、と言われたこともありあきらめていたが、母乳の出が改善してきたと喜んでいただきました。
はりきゅう中野屋
相模原市中央区上溝2429-1
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