通院中の患者様が突発性難聴になった?

通院中の喘息、自律神経失調症、頚肩こりを主訴とする患者様が今年5月末に来院された際に珍しく曇った表情で『昨日、耳鼻科にかかり突発性難聴になりました』と申告されました。

この患者様は症状が安定していた方なので2~3週に一度の施術をしていました。私は『突発性難聴、顔面神経麻痺は発症から早ければ早いほど予後が良いです』と説明し、耳鳴りは改善の見込みは大きいが、難聴はやってみないとわからないと伝えました。

 

2週後の6月半ばには耳鳴りは消失し、難聴も80%改善していると言われました。東洋医学の基本原則【心身一如】に基づき心配事やストレスについて確認します。

やっぱりありました。

話を伺うとすでに解決していることがわかりました。『その状況ならあなたでなくても誰であっても同じ状態になったでしょう』と共感します。

 

2か月経過した7月末に「あえて」難聴の症状を確認しました。この時には以前のように不眠や自律神経失調症の症状を訴える状態でした。

返答は『耳の症状は全く気になりません‼』ということで、うまく症状が軽減した症例でした。

 

考察としてはすでに信頼関係が構築できていた、それにより原因と思われる事象について確認できたこと、過去の症状が軽減できた成功事例により安心されていた、頑張って週に2~3日の通院をして頂いたことなどが考えられます。

通院中に関わらず発症したことを考えれば、「なぜ、防げなかったのか」という考えもあおりかと思いますが、私は普段のフォローがあったからこそ、早期に改善したのだと認識しています。

はりきゅう中野屋

相模原市中央区上溝2429-1
TEL:042-854-8914(予約制)
受付時間:午前9時~12時、午後2時~7時
定休:日曜日・水曜日

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