耳科のセミナーに参加しました

令和5年4月16日に国立(くにたち)で行われた現代針灸実技セミナーの第一回耳科を受講しました。
メニエール病、突発性難聴、良性発作性頭位めまい(BPPV)という鍼灸院に来院する3大耳科疾患について学びました。

今回、耳鳴り・難聴、めまいという2大症状を取り上げるという予告を見て初めて参加しました。この勉強会の主宰者の似田先生に惹かれるものがあり以前から参加したかったのですが、日曜日の夕方から、という開催時間が予定と合わず見送っておりました。

座学から実技という流れで行われ、座学では病気の概要、病態生理、東洋医学的考察、取穴(ツボの取り方)や周辺の解剖の説明など解説されました。
17ページにわたる詳細なテキスト、長年鍼灸学校で教鞭をとられておられる似田先生らしく、別に穴埋め問題も付属されてました。

テキストの序章で鍼灸院に来院する方は耳鳴り・難聴とめまいが耳科の2大症状と言われており、耳痛は中耳、外耳の細菌感染であることが多いので耳鼻科での治療が主となる。
鍼灸が効く病態は限られているので、鑑別の重要さを提唱されているところは開業鍼灸師たるゆえんだと感じました。

実技では実例を見てから、隣の方と組んで行いました。ツボは都度、先生に確認して頂き鍼をうちました。
自分が普段行うやり方とは全く違うので、痛くないように、内出血しないように注意して行いました。

セルフケアとしてめまいの胸鎖乳突筋ストレッチ、耳鳴りに対する鳴天鼓を教わりました。翌日、頚性めまいの方、耳鳴りの方に早速やり方をお伝えしました。

来月のセミナーが楽しみでワクワクしています。次回は確りと予習をしてから臨みます。

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