舌痛症について(舌の解剖と神経支配、唾液腺など)

神奈川県相模原市中央区上溝の鍼灸院 はりきゅう中野屋です。

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舌の解剖

舌は付け根が広く、先端が付きだした三角形となっている。舌の付け根(舌根)は下顎骨と舌骨についている。その動きは舌内勤繊維だけでもある程度動かすことができます。頚部の茎突舌筋は舌を上後方に動かし、舌骨舌筋は舌をもとの状態へ引き戻す。

舌の神経支配

味覚は前2/3が鼓索神経、後1/3舌咽神経、知覚は前2/3が舌神経、後1/3舌咽神経、運動は舌下神経の支配になっています。(すべて脳神経です)

唾液腺

毎日1.7ℓの唾液を生産しています。耳下腺、顎下腺、舌下腺でつくられています。唾液の主な役割は消化作用を助けることです。唾液のおかげで食物を食べるとき口の中は適度に濡れており、乾いた食物を湿らせて咀嚼と嚥下を楽にしています。

口や舌の周囲の経絡

脾経と腎経は舌につながり、手足の陽明経は口の周囲を巡っています。口や唇、舌は脾胃、心、腎が関係しています。

次回は舌痛症について説明していきます。

 

はりきゅう中野屋

神奈川県相模原市中央区上溝2429-1
TEL:042-854-8914【非通知電話は出ません】
受付時間:午前9時~12時、午後2時~7時

日曜日、水曜日は休み

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