相模原市中央区上溝の鍼灸院 はりきゅう中野屋・服部政博です。
八王子はり研究会7月例会に参加しました。実技目標の読み上げから始まります。ベテラン揃いの会なのに基本を重視する姿勢は大変好きなところです。1時間目は「坐骨神経痛」についての症例発表。演者が各項目ごとにモデル患者の所見や証、治療法、経過などを発表します。その後は質疑応答、最後に千葉先生からのご質問、解説など明日につながる話しなのでノートのページが進みます。
2時間目は基礎講義で手の陽明大腸経について。大腸経の流注(るちゅう)、病理、病症など一通り講義があります。その後、千葉先生から関連した疾患で鼻づまり、副鼻腔炎、歯の痛み、悪寒・戦慄、下痢・便秘、腱鞘炎、五十肩などについて臨床に基づいた実際のご経験談、手法についてお話がありました。
午後は実技です。主要穴の取穴確認、基本刺鍼などグループに分かれて施術者役、患者役で行います。どうも私の力加減が強いと皆様からご指摘を受けました。自分が患者役で皆様の脈診、腹診、取穴など体感して違いが理解できました。自分のやることを率直に良くない、と言われることはまずないことで治療院であれば患者様が離れる一因にもなることです。とてもありがたいことです。
この日は暑気払い、いわゆる懇親会がありました。メンバーの皆様は壁を作らず来る者拒まず、のスタンスなのでアルコールの手も借りて打ち解けることが出来たと思います。次回9月例会楽しみです!